Melideサンティアゴへの巡礼路 その第12夜(巡礼9日目)Portomarin(ポルトマリン)《93.2km》→Melide(メリデ)《53.1km》 40.1km Portmarin(ポルトマリン)には新旧2つの大きな橋がかかる。旧市街が丘のうえに広がり、船のような盛り上がり。斜面に沢山の建物を擁し、車はS字カーブで丘を登りつめる。 歩行者用には階段が続き、短絡している。何百kmも歩いたcaminoにはつらいものである。 夜の8時になってもまだ明るい。夕食は9時ころから。この時間を利用し、町を見物。教会を中心にして坂道が幾つもあり、角に食料品店など。クリニックもあり便利。そこで、なんとturbo717のひ弱な足の治療が始まった。左足のダメージが大きいということで、包帯でぐるぐる巻きにされる。 Portomarin(ポルトマリン) 6:00発。この川を渡り返して、caminoが続く。Santiago de Compostelaまでは100kmを切っているので、もう最後の踏ん張り。 全員もくもくと歩く。早朝の6時はまたもや真っ暗。 丘へあがっていく。車道にぶつかりあいながらほぼ並行して進む。 Melide(メリデ)《53.1km》にpm2:50到着。 アルベルゲでcheck In。 アルベルゲに行く途中で地面に座って談笑している少年グループがいた。 pm7:20頃、アルベルゲのある通りをスケッチしていると、その少年達が通りかかる。 全員15歳ということである。いろいろ話しかけてくる。 小生が何歳に見えるか当てっこする。 スケッチブックの表紙に思い思いに年齢を書いてもらう。 「99」と書いた少年は別として、22、33とか書くので、うれしくなって頭を強く笑いながら、なでてあげる。 インターネットを勉強しているというので、名刺を渡し、メールをくれといっておく。かれらの名前をカタカナで名刺に書いてあげると大いに喜ばれる。 Melideのタコ料理(Pulperia) 左手に緑のグム手袋 右手にハサミ。 チョキチョキとものすごい速さで ゆであがった蛸の足を切っていき、木の器に盛り付けていく。 ここのタコ料理(Pulperia)が有名ということで、専門店に駆けつける。入り口近くに名物オバチャンがタコを蒸す。 それをあげ、ハサミでチョキチョキと小気味よく切っていく。その速さといったら。 お皿もタコをゆでている同じ釜につける。赤いパプリカの粉をふりかけオリーブオイルであえるだけの簡単な料理。 熱々をいただけという。ときどき、彼女もタコをいただく。 ずっと奥まで細長いテーブルの列が続く。 ものすごい人数がタコを食べている勘定。家族連れも多い。パン皿とタコとぶどう酒のみがテーブルに並ぶ。 ぶどう酒は素焼きの器にそそぐ。伝統だという。 上の絵は(0° pm8:10 Google Earth 地名=Portomarin 42.805753,-7.615608) 東の方を見据える。 下の絵はBarbadelo(270° am11:50 Google Earth 地名=Melide 42.914064,-8.016389) 店内はごったがえしていたが、ここでのタコ料理がすべて。右側が湯が煮えたぎるパン。ここで、タコを蒸す。これを取り出し、目にも止まらぬ速さでたゆでたタコをハサミで切っていく。 Google Earthのpositionを掲載しています。North,Eastは+、South、Westは-記号がつきます。Search ウィンドウに 北緯、西経を入力してください。地名でもOK。) ジャンル別一覧
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